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 資本論ヘーゲル哲学・特集 2018.04.15


 
資本論ワールドへようこそ !! 




              資本論ワールド
         




 
『資本論』生誕150周年 ヘーゲルからマルクスへ -(3)-
 

 2018資本論入門4月号-2 


    
・ 資本論のヘーゲル哲学入門   (作業中です)
 

 「マルクスは、ヘーゲルの論理学の皮をむいて、この領域におけるヘーゲルの真の諸発見を包有している核をとりだし、かつ弁証法的方法からその観念論的外被をはぎとって、それを思想の展開の唯一のただしい形態となる簡明な姿につくりあげる、という仕事をひきうけえた唯一の人であったし、また唯一の人である。」 (エンゲルス『経済学批判』について
  
〔 『資本論』理解に不可欠なヘーゲル弁証法の手引き書の役割を果たしていると言えます。〕

 「ヘーゲルの考えかたを他のすべての哲学者のそれから特徴づけるものは、その基礎によこたわる偉大な歴史的精神であった。・・・彼は歴史のうちに一つの発展を、一つの内的関連を立証しようとこころみた最初の人であって、彼の歴史哲学のうち多くのものが今日われわれにどんなに奇妙におもわれようと、根本的見解自体の壮大さは今日でもなお驚嘆にあたいする」 ・・・エンゲルス『経済学批判』について・・・



 
『資本論』生誕150周年 『経済学批判』 から 『資本論』 へ

 2018資本論入門4月号-1  『経済学批判』についての手紙 (1858年4月2日)

   
 1. マルクスからエンゲルスへ

 資本論ワールド 編集部 まえがき
 エンゲルス宛てのマルクスの手紙は、『経済学批判』の公刊(1859年)直前に書かれていますが、“
価値概念”にして大変興味深いものがあります。編集部では、この①“手紙”と②『経済学批判』A商品分析の歴史、そして③エンゲルスの書評 “『経済学批判』について”の相互関係を研究した結果、次のような問題に達しました。・・・・

    2. 経済学批判』 A 商品分析の歴史『資本論』古典派経済学の注について



 コラム18-1> 宇野蒸留法批判について  2018.04.06
  『資本論』生誕150周年 
ヘーゲルからマルクスへ (1)

 
 
資本論ワールド編集部 まえがき
 ベーム・バ-ヴェルク以来、マルクスの方法論が“蒸留法”であるとして批判の対象となっています。日本でこれを取り上げて系統的に批判・解説した学者が宇野弘蔵でした。宇野の論点は、「労働生産物からその使用価値を捨象して、抽象的人間労働を価値の実体として把握する方法」が“
マルクスの蒸留法”であると批判しています。この論点を探ってみましょう。>


 <コラム18-2>  『資本論』生誕150周年 ヘーゲルからマルクスへ (2
   
廣松渉著 『資本論の哲学』  『資本論』“蒸留法”批判ー
  『資本論の哲学』は、『資本論』の“難点”を要領よく摘出しています。“何が問題となっているか”、当時の論争を手際よく整理してありますので、じっくりと探求してゆく素材として現在にいたるまで伝承されています。
今回は、“蒸留法”とあだ名された「使用価値の抽象・捨象」に焦点をあてて、「ヘーゲルからマルクスへ」解読してゆきます。 また、第2部では、(1)ヘーゲル哲学、(2)コリン・レンフルー著 『先史時代と心の進化』 に手助けしていただきながら、探索してゆきます。



 2018資本論入門 3月号-3

 『資本論』生誕150周年
 『経済学批判』から『資本論』へ



     
 エンゲルス  『経済学批判』 について  



 ・・・マルクスからエンゲルスへの手紙・・・

 
価値。 純粋に労働量に還元される。労働の尺度としての時間。  使用価値は―主観的に労働のusefullness《有用性》として考察されるにせよ、または、客観的に生産物の utility《効用》として考察されるにせよ―ここではただ、さしあたりまったく 経済的形態規定のそとにある、価値の“素材”的前提としてあらわれるにすぎない。価値としての価値は、労働そのもののほかになんの「素材」ももっていない。価値のこういう規定は、ペティではじめて暗示的にあらわれ、リカアドでは純粋に仕上げられているのだが、ただブルジョア的富のもっとも抽象的な形態であるにすぎない。・・・ (1858年4月2日)





2018資本論入門 3月号-2

『資本論』生誕150周年
 ダーウィン進化論とマルクス(2)


<コラム17>  ダーウィン進化論と「分業とマニュファクチャ」

           ~社会的人間の生産的器官の形成史~

 
『資本論』第12章、13章に引用されている(注31)(注89)のダーウィン進化論を探索してゆきます。「社会的生産有機体-社会的人間の生産的器官」が、第3章商品と貨幣流通、第2節商品の変態を通して「自然史と人類史」の結束点となり、ダーウィン進化論に接続してゆきます。さらに、「商品の物神的性格」の「特殊の各社会組織の物質的基礎の形成史」を究明してゆくキーワードの役割を担っているのです。


 


2018資本論入門 3月号-1

『資本論』生誕150周年 名著探訪 ダーウィンとマルクス(1)

・・・


<コラム16> 松永俊男著 ダーウィンをめぐる人々 


   ― シリーズ 「 
資本論』の形態学W-G-Wと生態系G-W-G´  序 論

        ダーウィンとマルクスのアルプス越え、幹線ルートの交差点 

 ◆ 目 次
   
資本論ワールド編集部 はじめに
       Ⅰ. 『資本論』 登山ルートの道標
       Ⅱ. 科学史の「ダーウィンとマルクス」
   
  松永俊男著 『ダーウィンをめぐる人々』 
     
第1部 ダーウィン進化論について
     
第2部 ダーウィンに直接、間接にかかわった24人の人々
       Ⅰ. 
万物の進化を唱えた社会学者 ハーバード・スペンサー
       
Ⅱ. ダーウィン=マルクス書簡の伝説
   
  第3部 『資本論』生誕150周年 資本論入門3月号への序奏


                         ・・・・~  ・・・~  ・・・~



018資本論入門 2月号-2

『資本論』生誕150周年 アダム・スミスからマルクスへ


  『資本論』の社会的分業ヘーゲル市民社会の「労働の分割(分業)」



  ヘーゲル『法の哲学』 第2章市民社会  A 欲求の体系、b 労働の仕方

  §198 〔-抽象的労働-〕

  
ところで労働における普遍的で客観的な面は、それが抽象化してゆくことにある。この抽象化は手段と欲求との種別化をひきおこすとともに、生産をも同じく種別化して、労働の分割die Teilung der Arbeiten(分業)を生み出す。個々人の労働活動はこの分割によっていっそう単純になり、単純になることによって個々人の抽象的労働abstrakten Arbeitにおける技能も、彼の生産量も、いっそう増大する。
 同時に技能と手段とのこの抽象化は、他のもろもろの欲求を満足させるための人間の依存関係と相互関係とを余すところなく完成し、これらの関係をまったくの必然性にする。
生産活動の抽象化Die Abstraktion des Produzierensは、労働活動をさらにますます機械的にし、こうしてついに人間を労働活動から解除して機械をして人間の代わりをさせることを可能にする。

 
資本論ワールド編集部 はじめに

 2018資本論入門2月号-1. において、「アダム・スミスは、分業の発展の成果によって、私的所有が純化すればするだけ、それだけ、社会的生産は発展するという見方でとらえた」(内田義彦『経済学史講義』)ことを紹介しました。
このアダム・スミスの「理論的中核-要石keystone-」が、ヘーゲルからマルクスへと継承され、これを跡づけることが「資本論入門2月号-2」の課題です。ヘーゲルもマルクスも大変興味深く、分業の進展が及ぼす「社会の深層変化」を描いています。じっくりとお楽しみください。




2018資本論入門 2月号-1

『資本論』生誕150周年 アダム・スミスからマルクスへ


    資本論ワールド編集部 はじめに

   1月号に続いて、内田義彦さんの「経済学史」を探究してゆきます。

  半世紀以上も前の論文ですが、今日なお拝聴すべき画期的作品と言えます。

  私たちが特に注目しているのは、
 
   「
アダム・スミスは、分業の発展の成果によって、私的所有が純化すればするだけ、

   それだけ、社会的生産は発展するという見方でとらえた
ことを強調していることです。

   マルクスが古典派をくつがえそうとした理論的中核ー要石keystone-がここにあります。

  アダム・スミスなど古典派経済学と対比することで、『資本論』第1章が始まります。


 内田義彦 『経済学史講義  未来社 1961年発行

     アダム・スミス・古典派経済学とマルクスの経済学との対比




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2018年 1月 新着情報
 
  『資本論』生誕150周年 アダム・スミスからマルクスへ


   
◆ 1月号


<コラム15>
 

   『国富論』における市民社会の概念と分析視角

            ・・・
内田義彦著 『経済学の誕生


  
新年おめでとうございます


 資本論ワールドは、3回目のお正月を迎えました。これもひとえに探検隊の皆さんの冒険心とお力添えの賜物と感謝申し上げます。
 昨年末に、
大内兵衛解題による「アダム・スミスからマルクスへお歳暮をお届けしましたが、ご賞味はいかがでしたでしょうか?

 つづく<コラム15>は、暦も改まりまして内田義彦さん(1913年- 1989年)に新年のご挨拶をいただきます。内田さんは、1953年(40歳)に『経済学の誕生』、61年に『経済学史講義』を公刊しました。ちょうど、小林昇さんと同時代に活躍された経済学者でした。
 内田さんは、アダム・スミス経済学を端的に指摘しています。
 「アダム・スミスの『国富論』は、いわゆる市民社会が、どういう機構をもち、どういう法則あるいは力学にしたがって動いているかを、その基礎たる物質的生活の生産=再生産の根本にさかのぼって、はじめて科学的に、しかも、その総体において分析することを企図したものといわれている。」
 「・・・労働する人たち、・・・かれらは、その共同社会のなかの他のすべての人々がぜいたくをするための原料を提供して、いわば人間社会の全組織をその双肩にになっているにもかかわらず、その重荷によってどん底におしひしがれて、建物の一番下積に忘れさられているのである。これほど抑圧的な不平等のただなかで、文明社会の最下層の、もっともさげすまれている人たちでさえ、もっとも尊敬されもっとも活動的な野蛮人が到達しうるよりも、すぐれた豊富さと潤沢さとを、ふつうに享受している事実を、どう説明したらよいであろうか。」
 「こう自問して直ちにスミスは、分業による生産力の増大をもってこれにこたえ、例の有名なピン・マニュファクチュアの例をもちだし、それは『国富論』の叙述に発展してゆくのであるが、以上に引用した興味ふかい叙述のなかに、ぼくは、スミスの市民社会観と、分業論を枢軸とする『国富論』体系の分析視角が、あざやかに浮かびでているのをみるのである。」(『経済学の誕生』)

 アダム・スミスと向き合うマルクスは、古典派経済学の岩盤をどう乗り越えてゆくのでしょうか?
『資本論』生誕150周年を記念して、大内兵衛さんともども「アダム・スミスからカール・マルクスへ」、内田さんにご教示をお願いしながら“新年の幕開け”です。

編集部一同より、今年もご指導・ご鞭撻を心よりお願い申し上げます。
2018年1月14日

<コラム14・15>マルクスによる「スミス批判」について以下のように焦点をしぼってゆきます。

  
(1) スミス「労働価値説」に対して、マルクスが行っている「価値概念」の変革
  (2) 『資本論』第1章は、スミス経済学からマルクス経済学への継承・移行文脈であること
  (3) 第1章第1節「使用価値の抽象・・・」は、アダム・スミスからの継承・移行文脈の結束点


 
こうした観点を念頭におきながら、1月新着情報と併せて企画しました。

                          内田義彦著 『経済学の誕生

    


 2017年 新着情報

   12月号


      
『資本論』生誕150周年 アダム・スミスからマルクスへ 


  
<コラム14>

            
アダム・スミス『諸国民の富』 解題 大内兵衛 1969年


                    
〔 『諸国民の富』と『資本論』について 〕

 
 資本論ワールド編集委員会 
   はじめに
 『諸国民の富』の翻訳者である大内兵衛は、その解題のなかでスミスとマルクスの関係について
大変興味深い一文を挿入しています。これまであまり注目されてはいませんが、『資本論』のルーツとも思える、
意味深長な文脈となっています。
 「またマルクスも彼の経済学の全体系とくに『資本論』をあげてスミス批判をやっているといっていいが、・・・・
 この『諸国民の富』の解剖にあて、これによりマルクスは彼の剰余価値説とスミスの労働価値説との異同、
 生産的労働と不生産的労働の区別についてスミス説の批評により彼の剰余価値論を展開している。
 このようにして、いわゆる近代経済学にしても、マルクス主義経済学にしても、その源泉にさかのぼって
 ひろく深くその思想を展開するものはスミスにさかのぼらなくてはならないのである。」

 編集部では、マルクスによる「スミス批判」について以下のように焦点をしぼってゆきます。
  
(1) スミス「労働価値説」に対して、マルクスが行っている「価値概念」の変革
  
(2) 『資本論』第1章は、スミス経済学からマルクス経済学への継承・移行文脈であること
  
(3) 第1章第1節「使用価値の抽象・・・」は、継承・移行文脈の結束点
 こうした観点を念頭におきながら、以下「大内解題」から入門してゆきいたいと企画しました。
 そして、今後の「新着情報」に注目していただければ幸いです。なお、『諸国民の富』抄録については
 こちらをクリックしてください。
 
 では、来年も資本論ワールドの探検旅行でお会いしましょう!! (2017.12.25)


               
 アダム・スミス『諸国民の富
                 Ⅰ. 分業について
                 Ⅱ. 分業をひきおこす原理について
                 Ⅲ. 貨幣の起源および使用について
                 Ⅳ. 価値の二つの意味、「使用価値」と「交換価値」
                 Ⅴ. 商品の実質価格-労働価格 と 名目価格-、貨幣価格について

            「使用価値の抽象化」に関する   

              → アダム・スミスの「商品価値」とマルクスによる価値概念の変革

     

 


  ◆ 資本論入門11月号 

   0. 特集『資本論』価値分析に対する“蒸留法”批判について


 
マルクスによる「使用価値からの抽象・分析法」を、“蒸留法”と解釈する「批判」が後を絶ちません。
さらにこの「批判」を言い訳にした『資本論』の改変が横行しています。 実証研究なき疑似科学の流行
に対して、学問のあり方を根底から構築し直す時代に至っています。現在、8月・9月・10月の特集 “蒸留法”
批判の関連論文・資料を一括して統合・収録する作業を進めています。これにより、“蒸留法”の問題点を
簡潔・明瞭に論点整理が行われる予定です。
マルクスとともに、「学問の急峻な山路をよじ登るのに疲労困憊をいとわない者だけが、輝かしい絶頂を
きわめる希望をもつ」ことを念願しています。探検隊の皆さん、あと一歩です。 (・・10月15日現在・・)


  
 「交換価値は、使用価値の社会的な性質規定性として

  「 すなわち、これらの物としての使用価値に与えられる規定性として表われる。そしてこの性質規定性の
  ために、これらの使用価値は交換過程で、ちょうど単純な化学的元素が一定の量的比率で化合し、
  化学的等価をなしているように、一定の量的比率で置き換えられ、等価:Äquivalentをなしている。」 
                             (『経済学批判』第1章)

1. 
「使用価値の抽象化」のルーツ  ‟いまもし資本体の使用価値を無視するとすれば・・・” 

   
経済学批判』 の 「交換価値」分析 -「労働は富の父であり、土地はその母である」


2.  
コリン・レンフルーと「商品の物神性」 

       ・・・“蒸留法”受容の日本的・歴史的背景ー未成熟な「物神性」論の帰結ー


ヘーゲル特集 資本論ヘーゲル哲学


 

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