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資本論ワールド 
2020

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2020. 01.-12.


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              資本論ワールド


            ***   ***   ***   ***   ***


 資本論用語事典2021 収録情報


  * 新着情報2020/12-01

   1. 比例論 と 価値方程式への道のり/
       ユークリッド幾何学 『原論』 と『資本論』の比例論
   2. 
表現方式 Ausdrucksweise と 数式の仕方(方式)
       方程式の分析を通じて価値を導き出す
   
3. カント哲学から非ユークリッド幾何学へ
    
カント「空間理論」の批判と非ユークリッド幾何学の創造
    → ユークリッドと非ユークリッド幾何学

    3-2 非ユークリッド幾何学の創造

    3-3 新幾何学思想史』 近藤洋逸
     → ユークリッドと非ユークリッド幾何学

   4. 
『資本論』 - 共通なもの Gemeinsam
       表現の仕方・形式 Ausdrucksweise = 現象の形式
   5. 
ヘーゲル 『自然哲学』 ・・・マルクスの継承・・・
   6. 
岩波・向坂訳と日経BP・中山訳の対比研究
       2020『資本論』の翻訳問題
   7. 
ヘーゲル『大論理学』 算術ー関係づけの仕方 Beziehungsweisen
   8. 
カント『純粋理性批判』 批判哲学と数学的命題
      -カント哲学から非ユークリッド幾何学へ-
      →『純粋理性批判』 序 論  
      →
『純粋理性批判』第2部超越論的な方法論  
   9. 
A 中山元訳 『資本論』 抄録と解説
       『資本論』の翻訳問題ー価値の分析-抽象の方法
   10. 
元素から見た 『化学と人類の歴史』 -周期表の物語
        -元素と原子の組織化 Element と Elementarform-
        
10.-2 元素の分類と組織化(1)
        
10.-3 元素の分類と組織化(2)
        10.-4 元素 と 周期律・表-ウィキペディア            
   11. 
抽象的に abstrakt 人間的な労働 menschliche Arbeit
   12. 
価値表現 と 価値実体 Wertsubstanz と 価値変化 Wertwechsel
    
<コラム3>商品の価値表現 Wertausdruck と価値方程式
   13.  
ヘーゲル小論理学 「形式」-「形式規定」-「形式活動
     
  ー 形式 「Form」 の翻訳問題 ー

   14. 
価値方程式 Wertgleichung の元素形式 Elementarform
      -
Element と Gallert -元素の分類(分類単位)と組織化- 
   15. 『資本論』と
ヘーゲル構造と機能システム
        
 関係性-構造と機能システム  
   16. 
属性性質性格_集計 2020.07.10
   17. 
第2部 ヘーゲル論理学 - 価値表現の “ 同一性
       -価値表現・方程式とヘーゲル論理学-
       → 
第1部 価値表現と価値方程式-商品の価値関

   18. 
ヘーゲル論理学入門』 と 「小論理学」 “現実性”の研究
   19. 
ElementElementarform
       -
関係性の構造と機能システム
        A.
西洋の「元素論」の歴史的概要
        B. Element の形式活動 ・・・2021.03 Element

   20. 
『資本論』 価値表現と価値方程式について(解説
     -第1部 価値表現と価値方程式 -商品の価値関係-
     
    → 第1章第3節 3 等価形態 (全文)
   21. 
現実性とその条件について ・同一性と必然性
       - ヘーゲル「論理学」と『資本論』の「価値表現」-
         
ヘーゲル論理学入門』序章(要約)
         
物 Ding 」 の相関 §125 - 130
   22. 「価値形態」序説 - 価値の
形式活動 (1)
       - ヘーゲル「小論理学」
抄録と資本論 -
         
商品の価値対象性 Wertgegenständlichkeit
         
偶然性と条件 -ヘーゲル小論理学

   
『資本論』 経済学批判  <第1版 第2版 対比研究>
      
社会の富/古典派経済学の批判的継承1-1
      
翻訳問題「方程式と価値方程式」(抄録)
      
等式と方程式-価値表現の分析・解読

   23. 翻訳問題 方程式 と 価値方程式Gleichung und Wertgleichung
       -交換価値が表現される方程式の分析 翻訳問題
   24. 
第3節 価値形態 A. B. C. D. の発展
   25. 
単純な価値形態と「ヘーゲル論理学
   26. 
『資本論』 と ヘーゲル「小論理学」 B 現象, C 現実性
        ~相関関係—現象と相関~
   27. 
コラム31> 外観 Schein-対象的外観と仮象 Schein
       A. 『資本論』 外観-対象的外観
       B. ヘーゲル「小論理学」 仮象
       
C. ヘーゲルヘーゲル『大論理学』本質論第1章仮象 Schein
   28. 
『資本論』 第23章第4節 資本主義的蓄積の一般的法則 
        -社会的富の現象形態-
   29.
 「貨幣形態の発生」を証明する
        『資本論』 翻訳問題とヘーゲル哲学 ー1-
   30. 
直接的生産過程の諸結果 』 資本論 第1部草稿
   31. 
社会の富」と古典派経済学
       -文献資料一覧2020-
   
32. 貨幣性商品の考古学 -古代メソポタミア
        
ムギとヒツジの考古学
   33. 
完全解読 ヘーゲル『精神現象学』 竹田青嗣・西 研著
   
34. 翻訳問題と労働賃金
       第17章 労働力の価値または価格の労働賃金への転化
   35. 
<コラム30> 『資本論』とヘーゲル『小論理学』の対比研究
   36. 
<コラム31>外観 Schein-対象的外観と仮象 Schein

          → ヘーゲル『大論理学』本質論第1章仮象
          →
『大論理学』 C 反省 本質-現象
   37. 『資本論』 と 『小論理学』
      -ヘーゲル 『小論理学』(下) 村松一人訳-
   38. 
第2部ヘーゲル論理学・比例論と『資本論』価値方程式2
 .................................................................................................
   
2019 資本論ワールド

  .............................................................................................

  
新着情報2020 

   新着情報 2020.12.10
2020 資本論入門
12月号-1

   比例論 と 価値方程式への道のり     更新:2020.12.07
  ~
ユークリッド幾何学 『原論』 『資本論』の比例論
    第1部 『資本論』に引用されたアリストテレスの比例論
    第2部 
ユークリッド幾何学『原論』 と 『資本論』 比例論
    第3部 ヘーゲル論理学の比例論-『大論理学』

   ー
資本論ワールド 編集部
  『資本論』 比例論とアリストテレスやヘーゲル論理学との関連について探索を行ってきましたが、第2部で、ユークリッド幾何学との関連について紹介します。
  『資本論』では、第3節価値形態(第1形態から第3形態までの価値方程式の発展)の前段階として、第1節においてユークリッド幾何学の論理を採用して「比例論」の基礎概念を展開 しています。そして、第3節でヘーゲル論理学と価値方程式へと引き継がれてゆきます。
 *この展開の叙述方法(弁証法的方法論)は、資本論入門12月号
(改訂版 2017.1月号) で解説します。 また、次の第3部ヘーゲル論理学の「比例論」で、比例内容について詳しく研究してゆきます。
 
  2020 資本論入門12月号-2

  『資本論』 翻訳問題-交換価値の表現方式   更新1. 2020.12.10 
    
表現方式 Ausdrucksweise 数式の仕方(方式)
      -
方程式の分析を通じて価値を導き出す- 

 


  

  新着情報 2020.11.01

   2020 資本論入門11月号-1

     『資本論』の科学史・・・・文体/叙述形式の研究
   -
カント哲学から非ユークリッド幾何学

      →*カント「空間理論」の批判非ユークリッド幾何学の創造



 ユークリッドと非ユークリッド幾何学


  『資本論』第1章第1節 
論理の展開 ー「価値の抽象」 共通なあるもの
  「 1-8 一つの簡単な幾何学上の例がこのことを明らかにする。一切の直線形の面積を決定し、それを比較するためには、人はこれらを三角形に解いていく 。三角形自身は、その目に見える形と全くちがった表現-その底辺と高さとの積の2分の1― に整約される。これと同様に、商品の交換価値も、
共通なあるものに整約されなければなら ない。それによって、含まれるこの共通なあるものの大小が示される。」 
 〔*
編集部注:直線形・三角形の求積方法の表現形式-その底辺と高さとの積の2分の1―は、ユークリッド幾何学によるもの。球面幾何学など非ユークリッド幾何学では該当しない。 〕


    価値表現の価値方程式 その1
       
表現の仕方・形式 Ausdrucksweise = 現象の形式
     
『資本論』 - 共通なもの Gemeinsam


 

  ★新着情報 2020.10.26
   資本論ワールド 編集委員会
 
2020年-真冬の年末が近づいてきました。世界中に猛威をふるっているコロナ災害ですが、達者にお過ごしでしょうか・・・
 戦後の1969年 随分と長い道のりでしたが、向坂逸郎訳『資本論』が岩波文庫から刊行されました。その後50年が経過しましたが、「ドイツ・イデオロギー」を素通りしてしまった日本の翻訳界では、未だに収拾がつかない “深い混迷” 状態に陥っています。つい最近-2019年9月に、新日本出版社から日本共産党中央委員会社会科学研究所監修の『資本論』が出版されました。だいぶ翻訳語も練れてきましたが、やはり「日本・イデオロギー」が克服されることなく今日に至っています。
“科学言語”が欠落したまま惰性が継続されているのです。

 何とかして、事態の改善が図られなければなりません。
 私たちの『資本論』の世界は 5年の歳月を経て、どうにか「翻訳問題(日本語彙の構築)」の総括段階を迎えています。何事も「原則に帰る」-ことわざ通りの結末です。外国語を日本語に移し替える翻訳技術が日本の翻訳界では、日本人向け(?)の
“意訳”に終始しているのです。一見分かりやすい訳語-日本語変換-ほど、慎重な姿勢が要求されるようです。西洋語は、古代ギリシャ以来-とくにアリストテレスの天才を経て-西洋の歴史文化の積み重ねが重層的に折り畳まれています。
 未来に臨む若人の無限に開かれた将来性に希望を託して、「翻訳語(意訳)の克服と科学言語の構築へ」 アキラメズ、雨にもまけず、探検隊一同の更なる元気で格闘の時代です。


   ▼2020 資本論入門10月号-3  2020.10.26

   ヘーゲル 自然哲学 (第3版1830年)

 21世紀の現在からヘーゲル哲学を振り返るとき、その特徴はヘーゲル時代の「思考規定の発展」を体現しているものと言えます。弁証法をあらゆる領域に駆使した広大な知性は、今日でも汲みつくせない大海原の震源です。  ところで、マルクスはいったい”ヘーゲルの根源”の何処を継承したのでしょう。 資本論ワールドでは、尽きないヘーゲル海原とマルクスの接点を探ってゆきます。そこで、『資本論』の科学史を参照すると・・・・
  
1. カント批判哲学との継承では、第1部力学 A 空間と時間 「a 空間」が参考になります。また、
  
2. 弁証法では、「B 物質と運動」 においてヘーゲルの基礎概念が克明に展開されています。
  
3. 『資本論』のElementarform/原点・原理から序列・体系では、「第3部 有機体の物理学」が有意義です。
  
4. また、『資本論』 第3章 「商品の変態 Die Metamorphose der Waren」は、『自然哲学』§341、343(形態変容 Metamorphose )、さらに、有機体-ヘーゲル”細胞生命”の基礎形式の「ゲルGallert」と『資本論』のGallert(膠状物)の結束点を伺い知ることができます。
 これら一連の19世紀科学を望見して、はじめて
マルクスの「叙述の形式」に辿りつけるでしょう。

 では『資本論』の科学史をスケッチ風にみると、特徴的な形式(叙述の仕方)が浮き彫りになってきます。
 
A: 「歴史的に、論理的」な叙述形式の展開過程が実証されます。
 
B: マルクスが活動した西洋の時代風景-19世紀の科学が多方面にわたっています。
  まず
A:の論理展開として、
  1) Element (元素, 要素)の情報原理が展開され、ヘーゲル哲学・論理学の形式 Form を準用しています。
  2) マルクスは Form・形式 を、”Elementarform の形式化(表現の型式:Ausdrucksweise)” として創始しました。
 つぎに
B:当時の科学言語で、『資本論』の論理展開の基軸としています。いくつかを列挙すれば、
 ①
Element / 元素は, 古代ギリシャ思想やヘーゲル『エンチュクロペディ-』§286 c元素の過程など。
 ②
Gallert / 膠状物は, 19世紀のドイツ生物史・細胞学用語。コロイド colloid のドイツ語
 ③
Gleichung / 方程式は, デカルト数学や17世紀方程式の代数的解法など-価値方程式
 ④
Fetischcharakter / 物神的性格・フェティシュは, 「18世紀、ド・ブロスのフェティッシュ宗教批判からの転用」
 ⑤
W-G-W, G-W-G´ / 形態変化・Formwechsel-価値態容・Wertgestalt
 商品・貨幣の流通形式は, 有機化学の化学式・構造式の表示モデルから援用。
 ⑥
Metamorphose / 変態は, ゲーテ形態学とメタモルフォーゼから応用。
  このように、マルクスはドイツ語圏を先頭に、西洋各地の19世紀科学史を準用しています。こうした論述方法による論理学の組立て(ヘーゲル『エンチュクロペディ-』)が、
”ヘーゲルの弟子”を自認しているものと推察できます。さらに、科学史の探究(カント哲学から非ユークリッド幾何学へ)によって、『資本論』第1章第1節から第3節への「価値抽象」方式の変換が実感できるようになります。第1節の「三角形求積法-共通なあるもの」類推は、第3節の「価値表示-等価形態」で変革(価値方程式の構築)されてゆきます。
   .............  ...............


   2020 資本論入門10月号-1
  
   2020『資本論』の翻訳問題

    岩波・向坂訳と日経BP・中山訳の対比研究 2020.10.08~  

    ◆資本論ワールド 編集部
  『資本論』第1章を中心として、岩波書店・向坂逸郎訳と日経BP社・中山元訳を参照しながら、翻訳上の問題点や『資本論』解釈の争点・論争などを紹介してゆきます。
  『資本論』の「
価値抽象 Wertabstraktion 」問題が凝縮された形で、露出してきます。戦後の『資本論』翻訳受難の50年(1969年岩波・向坂訳から50年)です。

  「 第1章第1節で、一切の交換価値が表現される方程式の分析 〔Analyse der Gleichungen〕 を通じて価値を導き出すことは、科学的にずっと厳密にやっておいた 〔wissenschaftlich strenger durchgeführt〕。
 同じく、第1版で示唆を与えただけにとどまっていた価値実体と社会的に必要なる労働時間による価値の大きさの規定との間の関連は、はっきりと強調しておいた。第1章第3節(価値形態)は全部書き改めた。・・・ 第1章の最期の節「商品の物神的性格云々」大部分書き改めた。第3章第1節(価値の尺度)には綿密な訂正を加えた。・・・」 (『資本論』 第2版の後書,1873年1月24日)。


  ▼2020 資本論入門10月号-2  2020.10.09
    表現方式 Ausdrucksweise と数式の仕方(Ausdrucksweise:方式)

     ヘーゲル『大論理学』 算術関係づけの仕方 Beziehungsweisen

    カント『純粋理性批判批判哲学と数学的命題
        -カント哲学から非ユークリッド幾何学へ-

  
      

  ▼2020 資本論入門9月号-1

    『資本論』の翻訳問題ー価値の分析-抽象の方法
  
 
 中山元訳 『資本論』 抄録と解説

    
 今回は中山元さんの翻訳を基に、これまでと違った角度からの『資本論』研究です。
 『資本論』
価値の分析抽象について、岩波・向坂逸郎訳と比較研究しながら、中山元さんの翻訳を参照してゆきます。 中山さんは、カントの『純粋理性批判』の翻訳者として高名な方です。これまた難解なカントをどうにかして日本の読者にも身近なものに、との思いが伝わってきます。『資本論』の翻訳にも、随所にその成果が発揮され、個性的で、しかも大変読みやすい翻訳に仕上げられています。
・・・・
 

  
  ▼
2020 資本論入門8月号

   8月号-3
 
現代の「元素」と「原子」の組織化 Element Elementarform
   元素から見た 
化学と人類の歴史 -周期表の物語
     
物質進化-ー 古代から 21世紀までの周期表物語 ー


  
8月号-2
   (1) 「
抽象的に abstrakt 人間的な労働 menschliche Arbeit
   (2)
 価値表現 と 「 価値実体 Wertsubstanz と 価値変化 Wertwechsel
      参照文献:
<コラム3>商品の価値表現 Wertausdruck と価値方程式 
   (3) 
ヘーゲル小論理学 「形式」-「形式規定」-「形式活動


    ■ 8月号-1 『資本論』 と ヘーゲル

    価値方程式 Wertgleichung の元素形式 Elementarform
    -
Element と Gallert -元素の分類(分類単位)と組織化
 
   
『資本論』の問いかけ ・・・
    ・商品の価値は、どのように表わされているのか?



 2020 資本論入門7月号-4
    
 関係性-構造と機能システム
  
   ■ 属性-性質-性格_集計 2020.07.10



 ▼2020 資本論入門7月号-1
  
価値表現・方程式とヘーゲル論理学
 
第2部 ヘーゲル論理学 価値表現の “ 同一性 ”


 
2020 資本論入門7月号-2
 
ヘーゲル論理学入門「小論理学」 
“現実性”の研究


  2020 資本論入門7月号-3
  
特 集 構造と機能システム
    
Element-Elementarform
    ~ 関係性の構造と機能システム ~



  2020 資本論入門6月号-1

 『資本論』 価値表現と価値方程式について   2020.06.23
    
第1部 価値表現と価値方程式 -商品の価値関係 (更新:2020.07.01)

 「ある商品の金における*価値表現* ― A商品x量=貨幣商品y量 ― は、その商品の貨幣形態であり、またはその価格である。こうなると、
鉄1トン=金2オンスというような個々の方程式は、鉄価値を社会的に通用するように表示するために、充分なものとなる。方程式は、これ以上、他の諸商品の価値方程式と隊伍を組んで行進する必要がない。というのは、等価商品である金は、すでに貨幣の性質をもっているからである。したがって、商品の一般的な相対的価値形態は、いまや再びその本源的な、単純な、または個々的な相対的価値形態の姿をとるにいたっている。他方において、拡大された相対的*価値表現* 、または相対的*価値表現* の無限の列は、貨幣商品の特殊的に相対的な価値形態となっている。   (第3章 貨幣または商品流通 第1節 価値の尺度)



 ▼2020 資本論入門6月号-2

  ヘーゲル「論理学」と『資本論』の「価値表現」

  
現実性とその条件について  

  資本論ワールド 編集部
1.  『資本論』の「価値表現」形式 - A商品x量=B商品y量 - において、採用されている「ヘーゲル論理学」のなかでも、第2部本質論が、「方程式の基礎 Leinwand = Rock ist die Grundlage der Gleichung.」を形成しています。そして、「その根拠 Grundlage 」が、「本質論」の 「A 現存在の根拠としての本質 Das Wesen als Grund der Existenz 」です。
2. さらに、「価値形態 Wertform (価値の形式)」の論理展開の根底・根拠となっているのが、ヘーゲル論理学の「C 現実性 Die Wirklichkeit 」です。
3. 価値表現」(価値表現の両極 Die beiden Pole des Wertausdrucks、すなわち相対的価値形態と等価形態)では、ヘーゲル「同一性 Identität」概念が不可欠であり、また、「価値形態の展開」では、ヘーゲルの「事柄と条件」が、価値概念(事柄)の進展を“条件”づけしています。これらの相関関係の分析によって、はじめて「貨幣形式」の端緒形態である商品の「形式」(価値形態論)を体感できます。
4. 今回のテーマは、『資本論』の価値表現-「A 現存在の根拠としての本質」 と 「価値形態」ー「C 現実性」の相関関係を研究してゆきます。


 

  2020 資本論入門6月号-3
    ヘーゲル「小論理学」と資本論 


     価値形態 - 価値の形式活動 ~2020.06.28


   ***  ***   ***

   
 資本論 経済学批判  

    ヘーゲルに特有の表現法
  
② 古典派経済学の批判的継承-第1章第1節 
  ③ 交換価値が表現される方程式の分析 翻訳問題
  
 商品の価値形態は、経済の細胞形態

   *** ***  ***


  ▼2020 資本論入門5月号-2

    ー ヘーゲル「小論理学」第3部 概念論 -作業中-


  『資本論』 第1章

  第3節 価値形態 A. B. C. D. の発展


  A 単純な、個別的な、または偶然的な価値形態
     Einfache, einzelne oder zufällige Wertform
  B 総体的または拡大せる価値形態 
     Totale oder entfaltete Wertform
  C 一般的価値形態  Allgemeine Wertform
  D 貨幣形態  Geldform
・・・・・ → 




  ▼2020 資本論入門5月号


   
 単純な価値形態と「ヘーゲル論理学」


  資本論ワールド 編集部
 これから「単純な価値形態」の解説を行います。
 マルクスは『資本論』の第2版後書きで、「 価値理論にかんする章の諸所で、
ヘーゲルに特有の表現法を取ってみた 」 と述べていますので、当該箇所の分析を通して具体的に『資本論』とヘーゲルの関係 ー特有の表現法ー を探究してゆきます。



  2020 資本論入門4月号
   
『資本論』 と ヘーゲル ・・・ 相関関係—現象と相関

    資本論ワールド ―― 新しい『資本論』の世界へ ・・・・

  マルクスによる「ヘーゲルに特有の表現法」は、『資本論』 第1章第1節から始まる。古典派経済学と西洋科学史の伝統を踏襲し、「歴史的に、論理的に」再構成を行っています。
 著者自ら言うように-「私が用いた分析の方法は、まだ経済上の問題に適用されたことのなかったものであって、初めの諸章を読むのはかなりむずかしいのです。」 従って『資本論』の読解にあたっては、丁寧に第1章第1節から
編集部注が要求されることになります。



  
参考例 1: ヘーゲル遠望 『資本論』 経済学批判 総集編  

 
 「資本主義的生産様式 〔 kapitalistische Produktionsweise:資本制生産の方法〕 の支配的である *1 社会の富は、「 *2 巨大なる商品集積〔”ungeheure Warensammlung":そら恐ろしいほどの商品の集まり・集合 〕」 として現われ、個々の商品はこの富の  *3 成素形態 〔Elementarform:元素形式〕 として *4 現われる erscheint

 ① 1 社会の富古典派経済学との批判的連続性を意図している。 スミスの『諸国民の富』を参照のこと。
 ② 2
巨大なる商品集積 : 「商品集積 sammlung」は、商品の集まり・集合を表示し、 ヘーゲル精神現象学の「物が諸物質の集合となる」事態へ、そら恐ろしいほど-想像を絶するほどに、展開してゆく。
 ③ 3
成素形態Elementarform:元素の形式〕 は、古代ギリシャ時代・アリストテレス『形而上学』 原理としての実体(Element : エレメント)とヘーゲル論理学の「Form (形式)を合成し、Elementarform として、『資本論』のキーワードを創造している。 
 なお、
メンデーレフ(1869年)による「元素 Element の分類」と「周期律・表の形式化 Formによって、古代ギリシャ・アリストテレス以来の「元素・Element」が、現代的に構築された。(1873年『資本論』第2版)
 そして最後に、
 ④
4 「個々の商品は・・・現れる論理構造を形成し、ヘーゲル論理学の「現象 Erscheinung」論で締めくくっている。



  参考例 2: 「社会の富」の相関関係

  資本主義蓄積の一般的法則は、『資本論』 第1巻の最後の章の2つ手前(23章)です。これは、「社会の富」(第1章第1節)から始まり、第25章最終文脈に達する体系の土台 Grund であり、支柱の役割を果たしていると言えます。ーマルクス理論の到達点を結ぶ“赤い糸”でしょう。
 「 しかし、われわれは、ここで植民地の状態を論ずるのではない。われわれが関心をもつのは、旧世界の経済学によって、新世界で発見され、声高く宣言された秘密だけである。曰く、資本主義的生産様式と蓄積様式は、したがってまた、資本主義的私有は、自己の労働にもとづく私有の破壊、すなわち、労働者の収奪を条件としている。」(『資本論』第25章近代植民理論)



  ★
参考例 3: 資本論のヘーゲル 「貨幣形態の発生」を証明する

    第1章 ヘーゲルの「証明」(論証)手続きについて
    第2章 
価値形態の展開とドイツ語表記によるヘーゲル論理学の対比
          第1形態
単純な, 個別的な, または偶然的な価値形態
    第3章 貨幣形態の発生の「証明」について  


***    ***   ***


  ▼2020 資本論入門3月号-3
   カール・マルクス 資本論 第1部草稿
 
直接的生産過程の諸結果 森田成也訳 光文社 2016年発行

  資本論第1部草稿 「直接的生産過程の諸結果」 は、光文社・森田成也訳(2016)と大月書店・岡崎次郎訳(1970)のほか、岩波書店・向坂逸郎訳(『資本論綱要』に所収.1953)が入手可能ですが、今回は、光文社・森田成也訳を参照してゆきます。
  「直接的生産過程の諸結果」の特徴は、比較的短い文章で、仕上げられています。下記の
社会の富」と古典派経済学 の続編として、貴重な文献資料となっています。
 また、訳者の森田成也氏による訳語-「物」 「物象」 「人格化」-の解説も
一部を除いて、要領よくまとまっていますので、『資本論』の第1章全体像を鳥瞰する格好のテキストとなっています。
  「直接的生産過程の諸結果」(1863~64年執筆) の第6章では、
資本の生産物としての「商品」の文脈上の位置づけがスッキリと、簡単明瞭にーマルクスの文体からは珍しくー記述されています。
  ―
ブルジョア的富の要素形態 〔elementarische Form:*注1. 元素の形式〕 としての商品がわれわれの出発点であり、資本が発生するための前提であった。他方で、商品は今では資本の生産物として現われている。―(森田成也訳 光文社p.117


        ****  ****  ****



  ▼2020 資本論入門3月号-2
  文献資料集
   
(1) 「社会の富」と古典派経済学  
03.18
    (2) 文献資料一覧 2020-03 

 

  ▼2020 資本論入門3月号-1

 文献資料  『資本論』  経済学批判 (副題)

 『資本論』
本文のキーワードに注解を行っています。注解には、下線を引いて参照ページで詳しい説明と、参考文献を掲示しています。 必要に応じて、「用語資料」を散策してください。

   『資本論』の副題「経済学批判」について、マルクスは『資本論』初版(1867年)で次のように注意書きをしています。
  「この著作は、1859年に公けにした私の著書『経済学批判』の続きであって、私はここにその第1巻を読者に提供する。・・右の旧著の内容は、この第1巻の第1章に要約されている。旧著の読者は、第1篇の注で、これらの理論の歴史にたいする新たな資料が提供されているのをみられるであろう。・・・」(岩波文庫p.11)

 旧著の『経済学批判』には、「A 商品分析の歴史、B 貨幣の尺度単位に関する諸学説」が編集されています。『資本論』では、「A」、「B」ともに本文の「注」の形で引き継がれ、“経済学批判”の文脈が継続されています。
  今回の「文献資料」ー『資本論』経済学批判ー は、旧著『経済学批判』の趣旨が生かされるように構成しています。以下3点に重点を置いて、マルクスの指示(1)-(3)に従っています。

(1) 「私は、公然と、かの偉大な思想家の弟子であることを
告白 〔明言:英訳:avow 〕した。そして価値理論にかんする章の諸所で、ヘーゲルに特有の表現法を取ってみたりした。弁証法は、ヘーゲルの手で神秘化されはしたが、しかし、そのことは、決して、彼がその一般的な運動諸形態を、まず包括的に意識的な仕方で証明したのだということを妨げるものではない。弁証法は彼において頭で立っている。神秘的な殻につつまれている合理的な中核を見出すためには、これをひっくり返さなければならない。」(第2版の後書・岩波文庫p.32)

(2)「 第1章第1節で、一切の交換価値が表現される
方程式の分析 〔 Analyse der Gleichungen〕 を通じて価値を導き出すことは、科学的にずっと厳密にやっておいた 〔wissenschaftlich strenger durchgeführt〕。同じく、第1版で示唆を与えただけにとどまっていた価値実体と社会的に必要なる労働時間による価値の大きさの規定との間の関連は、はっきりと強調しておいた。第1章第3節(価値形態)は全部書き改めた。・・・― 第1章の最期の節「商品の物神的性格云々」大部分書き改めた。第3章第1節(価値の尺度)には綿密な訂正を加えた。」(第2版の後書・岩波文庫p.19)

(3)「私が用いた分析の方法は、まだ経済上の問題に適用されたことのなかったものであって、初めての諸章を読むのはかなりむずかしいのです。」(フランス語版序文と後書・岩波文庫p.35)
 「経済的諸形態の分析では、顕微鏡も化学的試薬も用いるわけにはいかぬ。抽象力なるものがこの両者に代わらなければならぬ。しかしながら、ブルジョア社会にとっては、労働生産物の商品形態または
商品の価値形態は、経済の細胞形態である。」(第2版の後書・岩波文庫p.12)



  ▼
2020 資本論入門2月号-3
  
 文献資料 貨幣性商品の考古学 -古代メソポタミア

 

  資本論入門2月号

  2020 資本論入門2月号-1

   
竹田青嗣・西 研著 完全解読 ヘーゲル『精神現象学』

  『資本論』とヘーゲルの連携 -マルクスによる「ヘーゲル特有の表現法」の援用- について、ヘーゲルの「思いこみ(私念)Schein」 を切り口として探究を進めます。

      ・・・  ・・・   ・・・
  
2020 資本論入門2月号-2 翻訳問題と労働賃金
 『資本論』 経済学批判 第1巻 
中山 元 訳
 
  
第6篇 労働賃金 ・・・労働力商品・物神性の現われ・・・
 

  
第17章 労働力の価値または価格の労働賃金への転化 (ああ


 ブルジョワ社会の表層では、労働者の賃金は労働の価格という見掛けのもとに現れるerscheint:出現する。すなわち一定の量の労働にたいして支払われる一定の金額の貨幣という見掛けをとるのである。・・・商品市場で貨幣の所有者と直接に向き合うのは、実際には労働ではなく、労働者である。労働者が売るのは、彼の労働力である。

 
古典派経済学は、いかなる批判もせずに日常生活から「労働の価値」というカテゴリーを借りてきて、それからこの価値がどのようにして決まるのかと考えた。しかし古典派経済学はやがて、需要と供給の法則では、他のすべての商品の価格と同じように、労働の価格を決定できないことに気づくようになる。・・・ 経済学が労働の価値と呼んでいるものは、実際には労働力の価値であり、その労働力は労働者の人格のうちに存在するものであり、その機能である労働とは違うものである―。

 労働の価値は、労働力の価値を不合理な形で表現したものにすぎない。
 労働日のうちの支払労働の部分、すなわち6時間の労働が表現されているが、これが6時間の不払労働の時間を含む12時間の労働日全体の価値または価格として現われる。つまり労働賃金という形態は、労働日が必要労働と増殖労働に分割され、支払労働と不払労働に分割されるという痕跡をまったく拭いさってしまうのである。すべての労働が支払労働であるかのように
現れてくる。・・・
 
このようにして、労働力価値と価格が労働賃金の形に変化すること、労働そのものの価値と価格に変化することが決定的に重要であることが分かる。この現象形態は、実際の関係をみえなくしながら、まさにその反対の姿を提示するのである。この現象形態 Erscheinungsform を土台として、労働者と資本家についてのあらゆる法的な概念が生まれ、資本制的な生産様式のあらゆる神秘化が行われ、自由についてのあらゆる幻想が生まれ、俗流経済学のあらゆる護教的な詭弁が成立する。・・・


   謹賀新年 今年もよろしくお願いします。

  2020 資本論入門1月号-3

   
コラム30> 『資本論』とヘーゲル『小論理学』の対比研究
  
 
*『資本論』とヘーゲル「小論理学」原本を、翻訳の比較・対比研究  (2020.01.15作業進行中)

 『資本論』(岩波文庫版)第1章から第3章をもとにして、ヘーゲル『小論理学』との対比・分析作業()を開始しました。2020年は、「『資本論』の翻訳語」に取り組み、ひと区切りとする予定です。
 地球規模の生態系・環境破壊とグローバル経済・AIシステム化で日本も激変する時代を迎えています。
 デカルト革命400年の時代相をしっかり見つめながら、今年もご指導をよろしくお願いします。




  ▼
2020 資本論入門1月号-2 『資本論』のヘーゲル (2)  2020.01.15
   『資本論』と「ヘーゲル論理学」 半世紀を経て、次の飛躍へ・・・・


 
     
商品の物神性 Fetischismus


 
 商品世界の 価値対象性 Wertgegenständlichkeit 」 と

       「
対象的外観 gegenständlichen Schein 」について

  <コラム
31
      
 外観 Schein-対象的外観と仮象 Schein (ヘーゲル論理学)

 『資本論』の向坂訳 「
外観」は、ドイツ語 Scheinの翻訳語です。「商品の物神性」の中心的概念ですが、このキーワードは、マルクスがヘーゲル論理学から援用しています。ヘーゲル論理学での「Schein」は、一般的に「仮象」と訳されています。
 『資本論』向坂訳に出てくる「外観」に対して、「
外観・仮象・Schein」に変更してゆきます。理由は、ヘーゲル論理学の「仮象 Schein」であることを明示することで、『資本論』とヘーゲルの文脈上の「繋がり」- ヘーゲルに特有の表現法 - を整理してゆきます。
  なお、詳細については、*ヘーゲル論理学「
仮象Schein」を検索してください。



     新年のご挨拶 ― 『資本論』 序文

  
第1版の序文 1867年

 何事も初めがむずかしい、という諺は、すべての科学にあてはまる。第1章、とくに 商品の分析をふくんでいる節の理解は、したがって、最大の障害となるであろう。
 そこで価値実体と価値の大きさとの分析をより詳細に論ずるにあたっては、私はこれをできるだけ通俗化することにした。完成した態容(すがた)を貨幣形態に見せている価値形態は、きわめて内容にとぼしく、単純である。ところが、人間精神は2000年以上も昔からこれを解明しようと試みて失敗しているのに、他方では、これよりはるかに内容豊かな、そして複雑な諸形態の分析が、少なくとも近似的には成功しているというわけである。なぜだろうか?でき上がった生体を研究するのは、生体細胞を研究するよりやさしいからである。
 そのうえに、経済的諸形態の分析では、顕微鏡も化学的試薬も用いるわけにはいかぬ。抽象力なるものがこの両者に代わらなければならぬ。しかしながら、ブルジョア社会にとっては、労働生産物の商品形態または商品の価値形態は、経済の細胞形態である。」

  
第2版の後書 1873年

 第1章第1節で、一切の交換価値が表現される方程式の分析 〔 Analyse der Gleichungen〕 を通じて価値を導き出すことは、科学的にずっと厳密にやっておいた 〔wissenschaftlich strenger durchgeführt〕。同じく、第1版で示唆を与えただけにとどまっていた価値実体と社会的に必要なる労働時間による価値の大きさの規定との間の関連は、はっきりと強調しておいた。第1章第3節(価値形態)は全部書き改めた。・・・― 第1章の最期の節「商品の物神的性格云々」大部分書き改めた。第3章第1節(価値の尺度)には綿密な訂正を加えた。」

  
フランス語版にたいする序文と後書  1872年

 「すなわち、私が用いた分析の方法は、まだ経済上の問題に適用されたことのなかったものであって、初めての諸章を読むのはかなりむずかしいのです。それでこういうおそれがありましょう。すなわち、フランスの読者は、結末を知るのにいつも気をあせり、一般原則と自分たちの現に心を奪われている問題との関連を識るに急であるために、つづけて読むのを厭うようになるであろうということです。というのは、彼らにすぐ最初のところで一切がわかるというわけではないのですから。・・・
真理を求めている読者に心の準備をさせておくほかありません。学問には坦々たる大道はありません。そしてただ、学問の急峻な山路をよじ登るのに疲労こんぱいをいとわない者だけが、輝かしい絶頂をきわめる希望をもつのです。」

      
 ***  ***  ***


  ▼2020 資本論入門1月号-1  『資本論』のヘーゲル (1)  2020.01.10
   『資本論』と「ヘーゲル論理学」 半世紀を経て、次の飛躍へ・・・・

   
<新着情報参照-1月・編集作業中->



  
1. 『資本論』 向坂逸郎訳 岩波書店 1969年
  
  
2. ヘーゲル 『小論理学』(下) 村松一人訳 岩波書店 1952年

  
3. 『資本論』 『小論理学』 -(http://marx2019.com/bs009-sihonron_ronrigaku.html)

  
マルクスの序文より   『資本論』第2版 後書き
 
 「 私の弁証法的方法は、その根本において、ヘーゲルの方法とちがっているのみならず、その正反対である。・・・しかし、ちょうど私が『資本論』第1巻の述作をつづけていた時には、いま教養あるドイツで大言壮語しているあの厭わしい不遜な凡庸の亜流が、誇り顔に、レッシングの時代に勇ましいモーゼス・メンデルスゾーンがかのスピノザを取り扱ったようにすなわち、「死せる犬」として、ヘーゲルを取り扱っていた。
 したがって私は、公然と、かの偉大な思想家の弟子であることを告白した。そして価値理論にかんする章の諸所で、
ヘーゲルに特有の表現法を取ってみたりした。弁証法は、ヘーゲルの手で神秘化されはしたが、しかし、そのことは、決して、彼がその一般的な運動諸形態を、まず包括的に意識的な仕方で証明したのだということを妨げるものではない。弁証法は彼において頭で立っている。神秘的な殻につつまれている合理的な中核を見出すためには、これをひっくり返さなければならない。・・・」   1873年1月24日 カール・マルクス 


 
     
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         2019 資本論ワールド
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   ■ 2016年~2018年 総合案内

  2018年 新着情報 1月~9月 一覧表示
 2018年   月別 検索
10月号-1  価値形態と形式Formの二重性(4)   
10月号-2   ・ヘーゲル『大論理学』本質論 仮象   
10月号-3  資本論の物神性について(1)   
コラム22>  『資本論』の膠状物Gallertについて(1)   
9月号  価値形態と形式Formの二重性(3)   
8月号  価値形態と形式Formの二重性(2)   
7月号  価値形態と形式Formの二重性(1)   
コラム21>   人類学・考古学ファイル   
6月号   『資本論』交換過程と価値形態の形成   
5月号  形態学W-G-Wと資本の生態系G-W-G´(1)   
コラム20>   『資本論』と『経済学批判』の関連性   
4月号-1   マルクスの手紙・『経済学批判』   
4月号-2   『資本論』 貨幣形態の発生証明   
コラム19  『資本論』の実体と形式について   
コラム18-1>   宇野弘蔵ー“蒸留法”批判について 
コラム18-2>   廣松渉著『資本論の哲学』について 
3月号-1   <コラム16> 松永俊男著
    
    『ダーウィンをめぐる人々』
3月号-2   <コラム17>ダーウィン進化論と
   
 「資本論の分業とマニュファクチャ」
 
3月号-3   エンゲルス著 『経済学批判』について 
2月号-1   内田義彦著 『経済学史講義』について 
2月号-2   資本論の社会的分業とヘーゲル
  
   市民社会の「労働の分割(分業)
 
1月号   <コラム15>内田義彦 『経済学の誕生』
 ◆ 2016年 ~ 2017年 
  2017年 新着情報1月~12月 一覧表示
  2016年 新着情報 創刊号 
  2016年 新着情報 3月~12月 一覧表示
2017年   月別 検索
12月号  <コラム14>大内兵衛解題 『諸国民の富』   
11月号-1  ・価値分析に対する“蒸留法”批判について 2018.05.20更新

 → 「交換価値は、使用価値の社会的な性質規定性として、

   『経済学批判』交換価値の抄録
11月号-2 もし商品体の使用価値を無視するとすれば
  
『経済学批判』の使用価値 
11月号-3   コリン・レンフルーと「商品の物神性」 
10月号-1  使用価値の「抽象化(捨象)」と資本物神性の成立
   
マニュファクチャから機械装置の発展
10月号-2  歴史的に、論理的に」探究・・小林、フランクリン、スミス、
リカードの「価値論」
 
*価値概念の発展と使用価値の抽象化について
<コラム13-1>  『イングランド人民の歴史』 重商主義から産業革命へ(1)~(4)
<コラム13-2>   分業とマニュファクチャについて ―使用価値の分解と抽象化
 9月号 ‟資本論蒸留法”批判 特集
9月号-1  商品と価値分析の発展ー歴史的・論理的ー過程の研究・・・
9月号-2  ペティと重商主義の時代 ペティ労働価値説の全体総括
<コラム12>  『回想小林 昇』新村聡著 ヒューム、スチュアート、スミスの農工分業論
<コラム11  重商主義 (1) ・・・村越信三郎の解説 
<コラム10  商人資本にかんする歴史的考察・・・資本の世界性について
8月号  特集 『資本論』 価値分析に対する“蒸留法”批判について
     
 ベーム・バヴェルクと日本のマルクス経済学者たち


  ・宇野弘蔵、・廣松渉、 ・種瀬・冨塚・浜野、・伊藤誠、・熊野純彦

特集   ベーム・バヴェルク著 『マルクス体系の終結』(1)
               
(2)マルクスの体系の誤り
特集  1-1 八木紀一郎著 「ベーム・バヴェルク」 紹介・抄録 
<コラム9>  『資本論』第1章 「第1節入門」について ー‟蒸留法”批判 序論 
7月号-1 資本論入門7月号 『資本論』と「心の進化・脳科学」(第2回)
 第1部 19世紀-脳科学のあけぼの ・・・
脳の科学史・・・
特集 特付属資料  「商品の物神性」の基礎をなす
      「社会性と社会関係」の進化過程の概要(レジメ) 
特集   肉体的有機体と人間有機体」から社会的生産有機体の確立・・
7月号-2  物神性の解読へ特別報告Ⅰ: 脳の成長と社会性の起源
     
 リチャード・リーキー 『 ヒトはいつから人間になったか
7月号-3
 物神性の解読へ特別報告Ⅱ: 認知考古学と社会的知能 
   
スティーヴン・ミズン 『 心の先史時代  
        ・・・コリン・レンフルー理論成立の前提要件
<コラム8>  脳のサイズと進化・スネルの精神因子
           
脳のサイズからみた脳の進化」 藤田哲也著
<コラム7>   コリン・レンフルーの貨幣制度「 物質的関与と貨幣の読みとりかた
<コラム6> 「心の進化と脳科学(3)」
     
人類学と考古学の構築者たちー島泰三、竹岡俊樹、諏訪元
6月号-1 <再録>資本論入門 (2月・3月合併号) 一部追加・改訂版 
 
商品の物神性」と「心の進化・脳科学第1回 人類の進化と社会性(2)
6月号-2  コリン・レンフルー 『先史時代と心の進化』 第2部「心の先史学」 要約
    ★ 
認知考古学から「商品の物神性」を読み解くための文献録
  関連資料 価値形態論の考古学研究
     ~
古代メソポタミア文明ー貨幣性商品の考古学
6月号-3  コリン・レンフル- 『先史時代と心の進化』 第2部「心の先史学」 抄録
     ★ 
商品の物神性とコリンレンフル―の3つのキーワード
 『資本論』第1章第4節 商品の物神的性格とその秘密 第6段落~第8段落
5月号 <コラム5> 21世紀「歴史科学」 到達点の研究
 
島泰三著 『 ヒ ト 』 異端のサルの一億年  「第9章最後の漁労採集民」(抄)
4月号-1  エンゲルス「猿が人間化するにあたっての労働の役割と21世紀脳科学へ 
4月号-2  「心の進化と脳科学」(2) 入來篤史著 
   
知性の起源道具の使用が心を生み出す・・エンゲルス論文対照文献
3月号  (『資本論』第1巻第4篇相対的剰余価値の生産 抄録)~サイコロはいかさま 

   
(米) 資本の生産過程と労働者の資本主義社会について
2月号-1  人類の進化と社会性(1)>
   
第1回 商品の物神性」と「心の進化・脳科学
文献資料  「心と脳科学」 第1部 「心の進化と脳科学」から社会性問題を考えると・・・
   ―商品を生産する労働の「社会関係」あるいは「社会的性格」― 
2月号-2   心を生んだ脳の38億年抄録 藤田哲也著 岩波書店
<コラム4>  人類の進化と社会性(1)>
     
ヒトの進化と言語獲得の背景長谷川眞理子著抄録・録
1月号  1月の新着情報 ヘーゲル論理学と『資本論』価値方程式 2
      
等価形態・商品世界の神秘、魔術と妖怪の物神的世界
 貨幣形態発生の証明について ・・・価値形態と商品物神性の始元・・
 付属資料1:『資本論』第1章第3節 価値形態または交換価値 抄録
<コラム3>  商品の価値表現と価値方程式 (抄録)  『資本論』の論理学研究 序論
   参考文献 価値方程式とは?
2016年    新着情報 16年3月-16年12月
2月号  2016年 新着情報 創刊号 こちらをクリック
 文献資料
  マルクスの序文とエンゲルスの解説
 文献資料   アダム・スミスの分業論と貨幣論
 文献資料  社会的分業  (社会構造論)
 文献資料  『資本論』の物質代謝 (自然と社会の物質循環ー生態系を考える)
 文献資料  社会的生産有機体  (自然と社会
3月号  バーボン・ロック経済論争と 「対話篇」 入門
目次   下線部をクリック
 1.  はじめに 『資本論』の全体像について
 2.  第1節商品の2要素 第1篇商品と貨幣、第1章商品
 3.  3つの論点-巨大な商品集積、富の成素形態、商品の分析
 4.  社会の富の成素形態と経済の細胞形態について
 5.  商品の分析とソクラテスの産婆術
 6.  バーボン・ロックの経済論争(貨幣・利子論争)について
 7.  第2段落、第3段落とバーボン(注2)、(注3)の対話篇
 8.  本文の段落構成とバーボン(注)の配置問題
 9.  バーボン・ロック経済論争の背後にある「価値」論争
 10. 物の使用価値と交換価値の担い手:“商品体”
 11.  「商品に内在的な、固有の交換価値」の「一つの背理」とバーボン
 12.  ついに、老バーボンの登場・・・「老」がついているのは何故?・・・

文献資料 細胞理論の発展とコロイド科学  
         シュライデンから原形質の化学まで

  3. ウイルスの意味論   4. グレアムとコロイド化学

  5. iPS細胞とは何か  6. メンデレーエフ 『化学の原論』
 
  7. 古代ギリシャ史   8. ソフィストの哲学  9. 数学と歴史のはざま
  10. ピケティ・コラム      11. 『資本論』 
ドイツ語英語、 岩波・向坂訳
4月号 文献資料  資本論入門4月号 第1部
 
バーボン・ロック経済論争と「対話篇」入門 その2

   第1章. 3月号の要約
   第2章.  価値形態の基礎―デカルト方程式
   第3章.  ロックとバーボンの英語版原本
   第4章.  比例関係とアリストテレスの「誤謬論」入門へ
   第5章. 交換価値は、交換される関係として現われる
 第2部  『資本論』の膠状物・凝結物 Gallertについて
<目次>
   第1章. 細胞・生命科学史と『資本論』の価値・Gallert
   第2章. ヘーゲル 「自然哲学」 A 地質学的な自然 1817年
   第3章. シュライデン 「植物発生論」 概要  1838年
   第4章. シュヴァン 1839年
          「動物および植物の構造と成長の一致に関する顕微鏡的研究」 概要
   第5章. ウィルヒョウ   1858年
          「生理・病理学的組織説に基づく細胞病理学」概要

   第6章. 『資本論』のGallert・膠状物(凝結物)とゲル化 
 ソクラテス・プラトン対話篇とアリストテレス「誤謬論
 貨幣が滅ぶとき 中央銀行の不遜 朝日新聞インタビュー 早稲田大学教授 岩村 充
 浜教授の黒田日銀批判  
 ロック―ラウンズ・バーボン論争貨幣・価値Valueについて
5月号  近代弁証法の源流・・・カント、ゲーテ、ヘーゲル
    ★目次
  1.  はじめに
  2.  カント 天界の一般自然史と理論
  2.2. カント 「 著作の内容」
  3. ゲーテ 「 自然科学論 」 『 比較解剖学断章
  4. ゲーテ 『 比較解剖学総序説草案の最初の3章についての論説 』
  5. ヘーゲル 自然哲学・有機体の物理学
  6. ヘーゲル 『 Gallert (資本論入門4月号継続) 』
  7. ヘーゲル 『 C 動物の有機体 』


 第1部『資本論』のヘーゲル哲学入門 1 . 『資本論』のヘーゲル論理学入門 2
 第2部 価値実体と形態・形式 『資本論』第1章のヘーゲル哲学
 ヘーゲル用語事典 『資本論』とヘーゲル哲学のために
   1. 量  2. 反省規定  3. 相関関係  4. 形 式  5. 反 省  6. 同一性  7. 仮 象 
 社会的労働と生命現象の物質代謝 
        ―資本論第1章第2節―自然と労働の物質代謝
     目次
  1.  はじめに
  2.  第1章 生物体は細胞国家
  3.  第2章 ウィルヒョウ 「 原子と個体 」
  4.  第3章 原形質の本性
  5.  第4章 生命現
象-物質代謝・物質循環
6月号 6月号 その1 (5月号第1部の続き
 
第1章 第2節の要約   ・・・・労働と商品価値について
  貨幣とは何か? 交流会 2016年6月1日
   アダム・スミスの分業論と貨幣論  貨幣理論の歴史と批判
   ・・・貨幣性商品の考古学古代メソポタミア文明
『資本論』の方法論 
 『資本論』の方法論 (1)
    1. 生命過程、 2. 社会有機体、 3. ヘーゲル論理学
7月号  『資本論』の方法論 (2)
  
4. 商品の物神性
    ① 商品の物神的性格・フェティシズム 入門

 7月号その2 第1部 『経済学批判』における商品の物神的性格について・・・
目 次
  1. 『経済学批判』の一般的労働時間の成立について 
  2. 『経済学批判』第1章商品、「商品の物神性」と「商品の価値形態」
  3. 第1章『経済学批判』の「商品の物神性」
    (1) 『資本論』 「商品の物神性」について
  4. 
(2) ヘーゲル『小論理学』の形式Formについて
  5. (3) 『経済学批判』第1章の物神性関連の抄録


  
5. 価値形態論の考古学研究                                   
    古代メソポタミア文明の貨幣経済の発展
7月号 商品の物神的性格・フェティシズム入門・『経済学批判』第1章
資本論入門7月号 その2     資本論とキリスト教神学 (再録と追加)
『資本論』第4節 商品の物神的性格とその秘密 前半部
実体と属性の哲学史-アリストテレスからヘーゲルへ
8月号 ペルソナと「実体の関係性」 商品のフェティシズム入門その3
トマス・アクィナス 『神学大全』 神におけるペルソナの複数性
翻訳語と翻訳問題 その2
9月号 ド・ブロスとフェティシズム 『資本論』と宗教学
『資本論』フェティシズムとキリスト教神学
    第1部 ペルソナと神学的キリスト論(稲垣良典)
    第2部 ペルソナ概念の歴史的形成)
    第3部 「受肉と神化」-神学的概念について
10月号 1. 比例関係と方程式論の歴史的形成過程 
      *『資本論』/価値方程式論構築の道のり
       第1部 古代ギリシャ「比例」の伝統 タレスからデカルトまで
       第2部 ヘーゲル論理学「比例論」と資本論の価値方程式 
第1部 『経済学批判』と『小論理学』の「Dasein・定有」について
     -資本論のヘーゲル論理学入門 3 -
11月号 第2部 ヘーゲル論理学「比例論」と資本論の価値方程式 序論
目 次
 1. 資本論ワールド編集委員会ご挨拶
 2. (イ) A単純な、個別的な、または偶然的な価値形態
 3. (ロ) 3 等価形態
 4. 「ド・ブロスのフェティシズム」と『資本論』のフェティシズム
 5. 『資本論』フェティシズムとキリスト教神学
 6. 化身・受肉 Inkarnation
 7. A 人々・ペルソナ
 8. B 第2章交換過程の「ペルソナ・人格と人格化」
 9. 
第1部『経済学批判』『小論理学』の「Dasein・定有」について
コラム 1> 比例と方程式の関係について 
  比例式の“未知数”を解く-デカルトの「同次元の法則」の脱却
 

    第2部 ヘーゲル論理学「比例論」と資本論の価値方程式  11.29 掲載
 
 3. 11月参考資料 『資本論』第1章第3節価値形態または交換価値 

        A 単純な、個別的な、または偶然的な価値形態 3 等価形態  全文

 4. 11月参考資料 『資本論』 第1章 商品価値の比例論 抄 録   11.22
12月号  ◆ 1年間の御礼・・・
第2部ヘーゲル論理学「比例論」と『資本論』価値方程式
  比例論と価値方程式への道のり (資本論入門12月号 付属資料) 2016.12.27
     第1部 『資本論』に引用されたアリストテレスの比例論
     第2部 ユークリッド幾何学原論 (『資本論』比例論の関連性について)
     第3部 ヘーゲル 『大論理学』 の比例論 について
<コラム.2> 『資本論』のGallert/膠状物とKeim/萌芽
12月号   文献資料 エンゲルス 『 空想より科学へ
  文献資料 マルクス  『資本論』第1巻資本の生産過程 抄録
           
生産、蓄積、集積、集中、独占 」 について
  文献資料 レーニン 『 帝国主義論


    2018年 今年も1年間大変お世話になりました。


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