古典派経済学 文献資料 2023.07.01
古典派経済学から『資本論』へ 文献資料 ★→今月のご挨拶 2023.
ペティ~スミスの時代 | 重商主義から資本主義へ | ||
ペティと重商主義の時代 | 『政治算術』ペティの「商品と価値」 | ||
1 | アダム・スミス | 『諸国民の富』 | |
2 | リカード | 『経済学および課税の原理』 | |
3 | 古典派経済学の人々 | ||
4 | 小林 昇 | 経済学の形成時代、/国富論体系の成立 | |
5 | 内田義彦 | 経済学の誕生、/経済学史講義 | |
6 | 大内兵衛「スミスと資本論」 | /『諸国民の富』解題 | |
7 | 古典派経済学(1) 古典派経済学「労働価値説」の探究 |
『資本論』第1章第1節は、古典派経済学 「労働価値説」との連結挿入部 |
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8 | 古典派経済学(2) 「古典派の使用価値論」の解体 |
『資本論』第1章の「古典派経済学脱却」 「資本の経済学」自動的な価値実体の形成 |
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9 | 宇野理論の「古典派」混入混線 | ★古典派と宇野”蒸留法”批判の破綻・論証 | |
10 | 『資本論』の論理 | 平田喜久雄 唯物史観と『資本論』の方法 | |
11 | 『資本論』の構図 | Element-Gallert-商品の物神性 | |
資本論ワールド 編集部
『資本論』第1章第1節 「解読手引き」としての「古典派経済学」
★論点1. 第1章第1節の古典派経済学「労働価値説」
第1章第1節の「使用価値」論述・解説の眼目は、「古典派経済学」の「労働価値説ー価値の実体解明ー」にあたります。この要点をしっかり理解することが肝要です。マルクスは、”順を追って、段階的に論述する”という弁証法によるものです。
★論点2.
すなわち、マルクスは、商品の「使用価値」が「抽象化」され、解体してゆく論理を展開しているのです。マルクスの ” 話しは最後まで聞くもの”(『資本論』フランス語版序文)。『資本論』は、資本物神性の成立で初めて『資本論』が建立されます。すなわち、「機械装置と機械的怪物の出現」(第5章機械装置と大工業)で、「資本」の実体が赤裸々に、判明してゆくことになります。
★論点3.
『資本論』の構図ー①Element-Elementarform-Gallert-商品の物神性
②『資本論』の科学史-メンデレーエフ周期律・表の成立と商品形態・形式の展開
③社会的生産有機体ー経済の細胞形態としての商品形態または商品の価値形態
④ヘーゲル特有の表現法-価値理論の章-マルクス弁証法(『資本論』第2版後書)
◆古典派経済学ー参照資料
1. アダム・スミス『諸国民の富』
2. リカード 『経済学および課税の原理』1819年
3. 5. 重商主義時代の「商品と価値」その(1)
小林 昇著 『経済学の形成時代』 1961年発行
ペティからスミスまで ―商品把握の形成
4. 5. 重商主義時代の「商品と価値」 その(2)
小林昇 『国富論体系の成立』 1977年
第3章交換価値の真の尺度-労働価値説の創造
5. コラム15 『国富論』における市民社会の概念と分析視角
内田義彦 『経済学の誕生』 2018-1月号・
6. 『資本論』生誕150周年 アダム・スミスからマルクスへ *2018-1月号
内田義彦 『経済学史講義』 1961-スミス経済学とマルクスの対比
7. コラム14 大内兵衛 『諸国民の富』 解題 要約-マルクス論 2020.03.14
<ペティと労働価値説>
8. 重商主義から資本主義へ・ペティからアダム・スミスの時代
資本論入門9月号「歴史的に、論理的に」 商品と価値の発展過程の研究
・・資本論“蒸留法”解釈の批判的探究ー
9. ペティの使用価値-労働 『資本論』第2節商品に表わされた労働の二重性 「労働はその生産する使用価値の、すなわち素材的富の、唯一の源泉ではない。ウィリアム・ペティがいうように、労働はその父であって、土地はその母である。」 ・・・ A 商品分析の歴史
10. ペティと重商主義の時代 ペティ労働価値説の全体総括 > 2017.12.11 第1部 第1章 ・ペティとその時代 第2部 ベーム・バヴェルクのマルクス価値論批判に応える
第1章 小林昇 重商主義研究 第2章 ペティと経済科学の創始ー政治算術
11. その他、
→アダム・スミスと古典派経済学(1)2020.03.14
→資本論第4章注31,32,33
→国富論と分業生産力・市民社会2020.03.16
→諸国民の富の要約参照テキスト2020.03.16