資本論蒸留法ベーム・バヴェルク特集
2017年8、9、10月 新着情報 「資本論蒸留法批判」 全体更新:2017.10.14
特集 『資本論』価値分析に対する“蒸留法”批判について 2017.10.14
ベーム・バーヴェルクと日本のマルクス経済学者たち
2017.12.11 現在
◆新着情報
アダム・スミス 「価値」の定義とマルクスの価値概念について 第1回
目次
1. 第1部 <資料集>
2. 第2部 “蒸留法” 批判の解読
3. 第3部 商品の物神性とコリン・レンフルー理論
→ 編集委員会 まえがき *ペティは使用価値を労働に分解する
<コラム9> 『資本論』第1章 「第1節入門」について ― ‟蒸留法”批判序論 ―
<コラム10> 資本の世界性について ― 商人資本に関する歴史的考察
<コラム11> 重商主義 (1) ― 村越信三郎の解説
<資料集> 解説・・・・作成中・・・2017.10.15
第1部 資本論‟蒸留法”・資料集 -マルクス「労働価値論」批判と反批判
1. ベーム・バヴェルク著 『マルクス体系の終結』 『資本論』 蒸留法批判
1-2. 八木紀一郎著 「ベーム・バヴェルク」 紹介・抄録
2. 日本のマルクス経済学者たちによるベーム・バヴェルク“蒸留法”批判の受入れ
1-2. 宇野弘蔵 『 資本論研究 』 1967年 ・・・宇野経済学の蒸留法批判・・・
1-3. 廣松渉 『 資本論の哲学 』 1974年
1-4. 種瀬・富塚・浜野 『 資本論体系 』 1984年 (参考資料)
1-5. 伊藤誠 『 資本論を読む 』 2006年
1-6. 熊野純彦 『 マルクス 資本論の思考 』 2013年
3. 『資本論』の“蒸留法”(?) ― 第1章第1節「使用価値の捨象・抽象化」と『経済学批判』の比較
3-1. ベーム・バヴェルクが指摘する『資本論』の‟蒸留法”の当該箇所 ー 第1章 第1節
3-2. 『経済学批判』の「使用価値」 分析
3-3. 『経済学批判』の「交換価値」 分析
4. 参考資料:ドイツ語と英語版の第1章第1節 使用価値の捨象・抽象化の「原文確認」
4-2. 翻訳問題3 ・・・・誤訳と誤読の連鎖・・・・工事中です・・
5. 『経済学批判』 A 商品分析の歴史
5-2. 重商主義と商人資本 ー マルクス 「商人資本の歴史的考察」
6. ベーム・バヴェルク批判の「原点」を探ると・・・ 小林昇重商主義研究
・・マルクスの「価値分析法」を‟蒸留法”?というが、探究してみよう・・
小林昇著 : 重商主義時代の「商品と価値」概念 ・
6-1. ペティからスミスまで-商品把握の形成 『経済学の形成時代』
6-2. 交換価値の真の尺度-労働価値説の創造 『国富論体系の成立』
6-3. ペティ以後における論点の展開-フランクリンとスミス 『経済学の形成時代』
*資本論入門10月号・・・使用価値からの抽象化につづく・・・
7. 更新:2017.09.17 *ベーム・バヴェルクとマルクス経済学者の「読み違い」
0-2『資本論』 ペティと重商主義の時代 ー「労働価値説」の全体総括
ウィリアム・ペティとスチュアートの「商品と価値」
7-1. 『政治算術』に現れているペティの「商品と価値」の認識について
7-2. 『租税貢納論』、 成立とその構成
7-3. 『アイルランドの政治的解剖』、 マルクス「労働価値論」と小林昇
7-4. ジェームズ・スチュアート 『経済学原理』 について 更新:2017.10.14
(1) ・マルクスの「労働価値説」 と 小林 昇の解説
(2) 『経済学原理』 第2篇 商業と工業について 第1、3、4 章
(3) 『経済学原理』 第2篇 第19章 初期商業、外国貿易、国内商業と、・・・
第19、26章 *等価(物):equivalent ・『資本論』第1章第3節 等価形態:Äquivalentform
(4) 『経済学原理』 第2篇 第26章 現代国家の臣民間の富のバランスの振動
(5) <コラム12>『回想 小林 昇』スチュアートとスミスの農工分業論ー小林説への問題提起
(6) 『経済学原理』 中野 正訳者 序・・・スチュアート重商主義体系とスミスの産業資本・・
8. アダム・スミスとリカードの「商品と価値」について
8-1. 古典派経済学=価値形態(価値の形式)の欠如
8-2. アダム・スミスの「労働価値説」の限界
8-3. リカードの「価値の大いさ」の分析
9. 『資本論』 の解説・紹介など
9-1. レーニン 『マルクスの経済学説』
第2部 “蒸留法” 批判の解読 ・・・・以下、工事中です・・・・
1. 『資本論』 “蒸留法” 理解は、なぜ発生しているか?
「マルクス経済学」 誤読と誤訳の人々
2. “蒸留法”批判のための必読書・・・小林昇重商主義研究
3. 『資本論』“蒸留法”解読・・・謎解き
① 『資本論』第1章を読み解く・・・「歴史的に、論理的に」 全体構成する
② 第1節の商品分析と第4節商品の物神的性格とその秘密― 比較と差異分析
③ 「交換価値を生む労働は抽象的、一般的な労働である」 解読
*交換価値*は、<使用価値>の社会的な性質規定性(Der *Tauschwert* erscheint so als
gesellschaftliche Naturbestimmtheit der <Gebrauchswerte> )として、
すなわち、これらの物としての<使用価値>に与えられる規定性として表われる。
そしてこの性質規定のために、これらの<使用価値>は交換過程で、
ちょうど単純な化学的元素が一定の量的比率で化合し、化学的等価をなしているように、
一定の量的比率で置き換えられ、等価をなしている。
第3部 商品の物神性とコリン・レンフルー理論 (準備体操)
1. “蒸留法”受容の日本的・歴史的背景
・ 未成熟な「物神性」論の帰結―「感覚的にして超感覚的」とは?
2. 『経済学批判』とコリン・レンフルーの「二元論」克服の様相
3. 「商品の物神性」とコリン・レンフルー理論 序論
4. コリン・レンフルー関連資料集 2017.10.25
以 上