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『資本論』蒸留法批判のーベーム・バヴェルク特集

 新着情報 資本論蒸留法批判 2018.05.20

 資料集 『資本論』価値分析に対する“蒸留法”批判について
 
     ベーム・バーヴェルクと日本のマルクス経済学者たち

 アダム・スミス 「価値」の定義と
     マルクスの価値概念について
 第1回

   目次
 1. 第1部 <資料集>
 2. 第2部 “蒸留法” 批判の解読
 3. 第3部
 商品の物神性とコリン・レンフルー理論

  → 編集委員会 まえがき *ペティは使用価値を労働に分解する 

  コラム9『資本論』第1章「第1節入門」について蒸留法”批判 序論 ―

  コラム10> 資本の世界性について商人資本に関する歴史的考察
 
 コラム11> 重商主義 (1)― 村越信三郎の解説   



 第1部 『資本論』‟蒸留法”・資料集
 
        -マルクス「労働価値論」批判と反批判


 
1.  ベーム・バヴェルク著『マルクス体系の終結『資本論』 蒸留法批判
 
1-2. 八木紀一郎著 「ベーム・バヴェルク」 紹介・抄録

 2.  日本のマルクス経済学者たちによる
        
ベーム・バヴェルク
“蒸留法”批判の受入れ
 
2
-2. 宇野弘蔵『 資本論研究 』 1967年
      
-宇野経済学の蒸留法批判-
 
 
2-3.  廣松渉 『 資本論の哲学 』 1974年
 
 
2-4. 種瀬・富塚・浜野 『 資本論体系 』 1984年(参考資料)
  
2-5. 伊藤誠 『 資本論を読む 』 2006年
 
 
2-6. 熊野純彦 『 マルクス 資本論の思考 』 2013年
 
3.  『資本論』の “ 蒸留法 (?)
 『資本論』第1章第1節「使用価値の捨象・抽象化」と
       
『経済学批判』の比較・検証
  
3-1. 
ベーム・バヴェルクが指摘する
     
『資本論』
蒸留法当該箇所  第1章 第1節

  
3-2. 『経済学批判』の使用価値分析
  
3-3. 
『経済学批判』の交換価値分析



 4.  参考資料:ドイツ語と英語版の
    第1章第1節 使用価値の捨象・抽象化の
原文確認
 4-2. 翻訳問題3 ・誤訳と誤読の連鎖工事中です・・



 


5.  経済学批判』 A 商品分析の歴史  

 5-2. 
重商主義と商人資本ーマルクス商人資本の歴史的考察


 
6.  ベーム・バヴェルク批判の「原点」を探ると
       
小林昇の
重商主義研究

 
マルクスの「価値分析法」を‟蒸留法”というが、探究してみよう・・

  
小林昇著 : 重商主義時代の「商品と価値」概念
  6-1. ペティからスミスまで商品把握の形成 『経済学の形成時代
  6-2. 
交換価値の真の尺度労働価値説の創造 『国富論体系の成立

  6-3. ペティ以後における論点の展開フランクリンとスミス 『経済学の形成時代』
      
資本論入門10月号・・・使用価値からの抽象化につづく・・・

 7.  
更新:2017.09.17  *ベーム・バヴェルクとマルクス経済学者の
読み違い
  
 0-2『資本論』 ペティと重商主義の時代 「労働価値説」の全体総括

    
ウィリアム・ペティスチュアートの「商品と価値」
 7-1. 政治算術』に現れているペティの「商品と価値」の認識について
   
7-2. 
租税貢納論』、 成立とその構成
   
7-3. アイルランドの政治的解剖』、 マルクス「労働価値論」と小林昇
   7-4. ジェームズ・スチュアート経済学原理』 について  更新:2017.10.14
  (1) 
マルクスの「労働価値説」 と 小林 昇の解説
  (2) 『経済学原理』 第2篇 商業と工業について 第1、3、4 章 
   (3) 『経済学原理』
 第2篇 第19章 初期商業、外国貿易、国内商業と、・・・


第19、26章 *等価(物):equivalent
   『資本論』第1章第3節
等価形態Äquivalentform
   
(4)『経済学原理』 第2篇 第26章 現代国家の臣民間の富のバンスの振動

  (5) コラム12>『回想 小林 昇
        
スチュアートとスミスの農工分業論ー小林説への問題提起
  
(6) 
『経済学原理』 中野 正訳者 序・・スチュアート重商主義体系とスミスの産業資本


  
8.  古典派経済学_アダム・スミスとリカードの商品と価値について

小林昇、フランクリン、そしてスミスとリカード
    
8-1. 
古典派経済学価値形態価値の形式の欠如

    8-2. アダム・スミスの労働価値説の限界

8-3. リカードの価値の大いさ」の分析

 9.  『資本論』 の解説・紹介など
   
9-1. 
レーニン 『マルクスの経済学説



  第2部 “蒸留法” 批判の解読  ・・・以下、工事中です・・・・


 
1.  『資本論』 “蒸留法” 理解は、なぜ発生しているか?
     
 「マルクス経済学」 誤読と誤訳の人々

 
2.  “蒸留法”批判のための必読書・・・小林昇重商主義研究
      
 
3.  『資本論』“蒸留法”解読・・・謎解き

 ① 『資本論』第1章を読み解く・・・「歴史的に、論理的に」 全体構成する
  
第1節の商品分析と第4節商品の物神的性格とその秘密― 比較と差異分析
  
③ 「交換価値を生む労働は抽象的、一般的な労働である」 解読
 
  
 交換価値は、使用価値社会的な性質規定性
(Der *Tauschwert* erscheint so als
 
gesellschaftliche Naturbestimmtheit der <Gebrauchswerte> として、すなわち、これらの物としての<使用価値>に与えられる規定性として表われる。そしてこの性質規定のために、これらの<使用価値>は交換過程で、ちょうど単純な化学的元素が一定の量的比率で化合し、化学的等価をなしているように、一定の量的比率で置き換えられ、等価をなしている。


   第3部 商品の物神性とコリン・レンフルー理論 (準備体操)

 1.  蒸留法”受容の日本的歴史的背景
    
未成熟な「物神性」論の帰結感覚的にして超感覚的」とは?

 2. 
『経済学批判』とコリン・レンフルーの二元論克服の様相

 
3.  「商品の物神性」と
コリン・レンフルー理論

     以上